2005年10月26日

機動新世紀ガンダムX 第三十話

「もう逢えない気がして」

キッズ・ステーションにて月曜11:30に見て、ビデオ録画でもう一度見ましたよ。
もちろん土曜日のリピート放送も見ます。
ここから怒涛の展開へ。地球編のテンポが好きなのですが宇宙編も好き。
クラウド9とサテリコンの描写がもっと多ければ、とは何度も思うことですがやっぱりおもしろいですね〜。


冒頭はエニルの戦闘シーンから。
初視聴時はどうしてガロティファからじゃないんだ!?と思ったりしましたが、今見ると冒頭での伏線の張り方に「おお!」と思ってしまいます。
エニルのこと、エニルの父親のことを知る人物が二人。
エニルの父親は元宇宙革命軍でした。
そのことを知っているとなるとあの二人は敵対する地球連邦軍か同志である宇宙革命軍のどちらか。
あの言い方だと敵対する人物という印象ではないんですよね。
どっちかというと宇宙革命軍側な雰囲気。
“フォートセバーン編” でのノモア市長とエニルの会話を覚えているなら、このシーンでわかるんです。
あ、また宇宙革命軍くずれのヤツらが出てきたな、と。
これがアバン。
で、Aパートがブラッドマンら新連邦の会議シーン。
ここで新連邦は重要な情報の公開時期を議論しています。
彼らの所有する情報とは?
Bパートラスト辺りのブラッドマンの発言を聞くことで、このアバン→Aパートにガロティファではなくエニルと謎の人物、ブラッドマン・新連邦を描いたのが伏線だったのだとわかります。
エニルが場末のバーみたいなところに連れて行かれたシーンでも、“宇宙革命軍” という言葉は登場しないんですよね。
ただエニルの仲間だと紹介されただけ。
ここでのエニルの「これが私の仲間なの」というセリフとエニルの表情がいいなあ。
たぶん、エニルはトニヤとフリーデンのことを想ってますよね。
“仲間” と呼べるのはどちらか。
来週のエニル合流の伏線でもありますね。
セインズアイランドを占領され、マイルズを殺され、父が所属していたという理由で宇宙革命軍から仲間だと言われ、彼女の帰る場所がようやく定まった感じです。
エニルの描写が多いのはファンとして嬉しいのですが、それだけじゃなく、新連邦との戦いが主人公限定のイベントとして扱われることを避けたこと、宇宙革命軍登場の伏線を張ることが出来たこと、ガロードが宇宙に飛ぶための展開を無理なく進めることが可能になったこと、などなど、ただ人気があるから・スタッフのお気に入りのキャラクターだからという理由だけで描写が多いのではなく、物語の核に絡んでくるところがいいですねえ。
前は脇役にもスポットを当てるいい作品だとだけ評価していたのですが、何度も見るといろんな発見がありますね。
ガロードとティファについてはもう何も語ることがないなあ。
いい!
初々しいねえ。
微笑ましいねえ。
このくらいでも激しくラブラブな感じがするなあ。
ティファの表情が “エスタルド編” とは比べ物にならんくらい明るくて良し!
月光を浴びて絵を描くティファが幻想的というか可愛いな。
昼間、ガロードをモデルに絵を描いていましたが、ちゃっかり自分をガロードの隣りに描きこんでいますね。
まあ、この絵が現実になるのはもうちょい後なんで我慢してくれよティファ。
涙を浮かべてガロードの部屋に来るティファもいいっすね〜。
深夜に男の子の寝室に行くなんて!
でもぜんぜんえっちな雰囲気がないのが凄いね。
今のアニメだとこういう空気は出せないっしょ、たぶん。
ガロードの告白未遂とかティファが曲がり角からひょっこり顔を出して「また明日ね」なんて言っちゃったり、今までの鬱憤を晴らすかのような展開。
と思いきや、二人の別れを盛り上げるためのつかの間の幸せって感じもして嬉しいんだか憎らしいんだかわかんないですよ。
まあね、ナイトによるプリンセス奪還展開は定番だけど燃えるんで良しとしましょう。
宇宙で月をバックに再会するシーンが楽しみですね。ホントに。
あ、最後にひとつ愚痴を。
ジャミルさん、迂闊ですよ。
すっかり枯れ果てたニュータイプ能力でヤツ(名前忘れた)の狙いを感知できなかったのですか?
フリーデンの危機を救うため、すぐにGXディバイダーに乗り込もうとする気概はさすがキャプテンだと思いますけど。
あ、こういう風に思えるようにちゃんとシナリオが練られてるんだな、きっと。
あそこでジャミルが気付いてしまうとガロードとティファの別れが描けないし、宇宙編への展開が難しくなる、かといってジャミルがあまりにもあっさりと出し抜かれると間抜けなキャラクターに見えてしまう。
フリーデンの危機的状況だったことでああいう展開になった、と納得できる気がします。
お?これも再発見かな。


初視聴時の感想はコチラ⇒『機動新世紀ガンダムX』 感想 第三十話 「もう逢えない気がして」
posted by あぷろん at 23:31| Comment(8) | TrackBack(0) | 機動新世紀ガンダムX (再) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。
少し前までゾンダーエプタ編辺りだと思っていたら何時の間にかクラウド9編へ突入・・・時間が流れるのは速い。
そんな事は置いといて、ニュータイプ研究所編でかなりやってくれましたねあの兄弟は。
そりゃ俺だって怒りますよ?。フラッシュシステムが使えないで位でカテゴリーFの烙印を押されたら。
クラウド9はランスロー大佐やパーラが出てきますね特にパーラは魅力的ですね。もうちょっと活躍して欲しかったなぁ・・・この二人には。
>すっかり枯れ果てたニュータイプ能力でヤツ(名前忘れた)
カロン所長の事ですか?
Posted by 黒助 at 2005年10月27日 22:30
約束したばっかりなのにティファが拉致られました。
最後にティファの絵が燃えていくのがとても哀しかったです。
来週はジャミルと一緒に「飛べーっ!!」と叫びます。
Posted by ワカバ at 2005年10月28日 14:17
>黒助さん

おひさしぶりです。
ホントに時間が経つのが早いですね。
4月から始まったガンダムXもそろそろ終わり。
39話なのが悪いんですよ。
本来はもう1クールなのに…。
フロスト兄弟は、あれですね。
自分達の能力に自信があり、その能力でのし上がろうと思わなければ、否定されたところで屁とも思わなかったでしょうねえ。
見たところナルシストっぽい感じもしますし、持ち上げられたところで手のひら返されて叩き落されれば、そりゃ怒りますね。

あ、カロン所長じゃなくて、ティファを拉致った男です〜。
Posted by あぷろん@管理人 at 2005年10月28日 21:49
>ワカバさん

「私の夢は現実です」って、ホントに現実になっちゃったよ〜。
でも、「もう逢えない」という部分では違いますね。
これまたガロードが頑張ったから。
カトックとの共闘のときと同じく、未来を変える気があったからですよね。
来週はティファとエニルのセリフがめちゃくちゃいいので楽しみですね。
ぼくも「飛べーっ!」って叫びます。
Posted by あぷろん@管理人 at 2005年10月28日 21:52
どうも

>39話なのが悪いんですよ。
>本来はもう1クールなのに…。
でも、39話でちゃんと終わらせている所は凄いと未だに思います、その反面残りの1クールが見てみたかったりします。(ここら辺を小説で補ったりしてくれないかなぁ・・・その前に小説出してくれよ。)

>ティファを拉致った男です〜。
ニコラの事ですか、この人もカトックやリー将軍位好きなキャラです。最初見た時は何て酷い奴なんだガロードとティファおを離れ離れにするなんてって思いましたけど、回を重ねる事によって考え方が変わり最終的にはザイデルに対して異議を申し立てる所はカッコよかったです。反政府思想者として銃殺刑となった所は残念です。
Posted by 黒助 at 2005年10月28日 23:37
>黒助さん

そうなんですよね。
39話でもしっかりとした終わり方、不足のないシナリオ。
凄い。だからこそもう1クールが見たくなるんです。
もういいや、じゃなくて、これならあと1クールあればもっと凄いんじゃないか?と。

そうです。ニコラです。
やっぱり黒助さんもお好きですか〜。
銃殺刑の際に目隠しを拒否する演出が男を感じさせて惚れましたね。

明日は第三十一話を楽しみましょうね。
Posted by あぷろん@管理人 at 2005年10月30日 05:19
>あぷろんさん

もしあと1クールあったらどうなっていたか、できればフロスト兄弟やガロードとテイファの生い立ちとかやって欲しかったな。気になる部分があるし。

はい、好きですよニコラは。
でも一番誰が好きだと聞かれたらやっぱりガロードが好きだと言ってしまうのが本音ですね。
銃殺刑で目隠しを拒否するのは凄い。
しかし、今までのガンダム作品に比べたら人の死ぬシーンが少ないのは良いんですが(その前に世界の人口の半数が・・・)改めて、命の重さや尊さを考えさせられましたね。

いよいよ明日は「クラウド9編」に投入しますね、大佐まだかな?
Posted by 黒助 at 2005年10月30日 11:45
>黒助さん

ガロードたちの生い立ちは見たいですね。
映像ではありませんが、言葉ではガロードとフロスト兄弟の生い立ちは多少語られましたが、ティファに関しては謎のままですしね。
短編ではなく、長編だと各登場人物の過去が描かれないと不満に思うことが多いのですが、ガンダムXはどうしてなのか、そうならないんですよね。
不思議ですね〜。
唯一映像で過去が描かれたのがジャミルであるのもおもしろい。
アフター・ウォーの世界の元はジャミルの行動なのでまあ、納得ですが。
それにしてもやはり生い立ちは見てみたいですね。

命の重さ・尊さについても不思議な感覚を持った作品だと思います。
主人公のガロードがMSを撃墜する際にパイロットが死ぬカットってたしかまったくなかったはずです。
これ、珍しいですよね?
ぼくが思ったことは、この演出によってガロードのような子供が人を殺すことが生きていくために必要であったという、アフター・ウォーの世界観をよくあらわしていたのではないか、ということです。
パイロットが死ぬカットを挿入すれば、確かに戦争だし戦闘だし、人が死ぬという事実を表現できます。
が、それに頼らなくても戦争の戦闘の現実を視聴者が想像して考えるという効果があったのではないでしょうか。
これ、あまり考えずに書いているので論旨も文章もおかしいですけど。
もっと考えるとガンダムXのおもしろさがより楽しめそうな気がしました。
明日、明後日はバイトが休みなので久しぶりにゆっくりとガンダムXを堪能できます。
楽しみですね。
Posted by あぷろん@管理人 at 2005年10月30日 23:03

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