2007年11月15日

機動新世紀ガンダムX 第二話

「あなたに、力を…」

 少年少女の逃避行、そして虐殺、の話。

 いや〜おもしろいですね〜。

 おもしろい。


 重要な設定の伏線、「これまで」と「これから」を想像させる演出の仕込み方が抜群に上手いと感じました。数カットの静止画とか台詞とか表情とか。こんなにたくさん仕込んでたのな! と驚きました。

 ガロードとティファが焚き火を炊いて飯喰って語らう場面なんて、もうこそばゆくてこそばゆくて。恥ずかしさで死ねますね、あれは。間の取り方が絶妙なものだから二人の感情やら息づかいやら匂いやらが感じられて、もうたまりません。
 あと、第二話全編通して二人の体の密着度が高い。手を重ねたり見つめ合ったり抱きついたり。そこにいやらしさはなく、なんつうか青春爆発な感じ。ティファの台詞がいちいち胸キュンにさせられるので困りますね。

 第一話と第二話で見せ付けたガロードの年齢に見合わない荒みっぷりの動機というか原因、生い立ちも語られ、かつ情報屋やMS乗りたちの登場でそれらを補強。GX-9900が一番の狙いにもかかわらず破損したMSをほぼ全機で奪い合う様が大馬鹿でありこの世界の現実であることを表現してもいた。

 サテライトキャノンは何度観てもクソ恐ろしい兵器だぜと思った。この強大過ぎる力がこの後どのような場面でどのような意志で使われていくのか、その変化を見ていくとおもしろいですよね。それはガロードの意識の変化と成長の過程を見守ることに他ならないのですから。
 あとこの場面ではティファがなぜ狂乱状態に陥ったのかが伏線になっているんですよね。予知能力だけじゃなく人の心、残留思念も望むと望まないとに関係なく流れ込んでしまう。それゆえにティファは苦しみ、またそれの受け入れ向き合い乗り越えていくという物語になるわけですし。


 次回予告でシャギア兄さん登場。凶暴なお馬さんを駆るナルシーなカテゴリFの登場です。楽しみ。
 で、結局この作品って「少年の純情は不屈だった」ってことが全ての始まりであり終りにもなるんだよなーと思った。

 『OO』 を観る時間があるなら、みなさん 『X』 を観てくださいね。
posted by あぷろん at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 機動新世紀ガンダムX (再々) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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