2005年08月09日

機動新世紀ガンダムX 第十九話

「まるで夢を見てるみたい」

ガンダムXおもしろいですねえ。
いろいろ新番組再放送番組ありますが、やっぱりこれが一番です。

ラスト、ちょっと泣きそうになりました。
だって、悲しすぎるんですもん。
ニュータイプという幻想によって不幸になった人たちって感じ。
ジャミルにとってはこのエピソードと次の “ゾンダーエプタ編” のエピソードと厳しい状況が続きます。
が、だからこそ喝を入れられて次の世代へと未来を託しつつ自分も自分達の世代の責任を果たそうとするわけで、そこがいいよなあ。
言葉でそれを表明したのが “フォートセバーン編” のラストだとすれば、行動で示していくのが “ゾンダーエプタ編” というわけです。

ここからは今週の各シーンの感想を。

連絡が取れないジャミルに会いに行くサラ。
扉を完全に閉めたりしないとう演出がいい。
細かいけどこういうの大事。それによってガロードがジャミルにGXを託すという、ウィッツとロアビィに言わせれば「ガキのクセに粋なことをする生意気な野郎」になるガロードが描かれるわけです。
ジャミルが「口に出して言葉にしてしまえば消えてなくなってしまう」のが大切なことだと考えているのに対し、ガロードは逆。
「口に出して言葉にするからこそ実現できる」という態度。
それはD.O.M.Eにも褒められたところです。
キッドあたりはタダのバカっていいそうですが、それがガロードのいいところですよね。

ロアビィとサラのシーンも好きですね。
二人の内面描写もなんですが、ロアビィが第十五話から連続した時間を生きているのが好き。
長い作品で複数の脚本家がシナリオを書くと個別ではおもしろいのですが、全体のまとまりに欠けるのが難点。
個性的ではあるが、キャラが生きていない感じがしてしまいます。
その点、ガンダムXは川崎さんがお一人で担当されているので安心。
第一話から全てのエピソードが最新のエピソードを支えているんだってことをわからせてくれる。
当たり前かもしれないけど、これ、出来ていない作品がほとんど。
ムリョウ>ステルヴィアなのはこのためです。

ルチルを受け入れたティファの表情が大人っぽいし艶っぽいし、いいなあ。
ルチルが亡くなったあとも大人びた表情のティファ。
まさか、ルチルと同化したことで “恋” とかいろいろ学んじゃったのか!?なんて。
でも、ティファが好きになる男がガロードなのは、ぼくは認めてます。
早く “エスタルド編” 以降が見たくなりました。

ジャミルのサングラスの奥に瞳がしっかりと描かれていたのは燃えましたね。
ルチルのために、「見つめることを怖がっていた」状態から一時的に脱却したようです。
最終話までにはまだまだ成長しなければなりませんが。
でも、よかった。

メカに関してはレオパルドがフリーデンの護衛についたときに海戦用の兵装を外すシーンがあったのですが、それがよかったです。
細かいけど、ああいうのいいなって思います。

最後に、ルチルが「大人になったあなた(ジャミル)に会えてよかった」と言うシーンが泣けました。
ルチルはジャミルとともに歩むことはできませんが、ティファはガロードと一緒に大人になれるんですよね。
この違いが悲しくて、でも、違うってことは時代が変わるってことでもあって希望だなって思います。
新しい世代はなにもせずに新しい時代を生きられるわけではなく、戦った者達が生きるんですよね。
個人的にはルクスの最終話が描かれなかったのが残念。
きっと頑張ってるんだろうなあ。


初視聴時の感想はコチラ⇒『機動新世紀ガンダムX』 感想 第十九話 「まるで夢を見てるみたい」
posted by あぷろん at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 機動新世紀ガンダムX (再) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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