2005年06月07日

機動新世紀ガンダムX 第十話

「僕がニュータイプだ」

第十話の再視聴感想です。
カリスはやっぱりいい!




やっぱりおもしろいですね〜。
なんでですかね〜。
月曜夜にこれを見なきゃ一週間が始まらない気がします。

先日DVDで観たんですけどやっぱりおもしろい(こればっか)。
思うに、視聴者をひきつけるための “事件” 以外の描写がポイントなのでは?
第十話だと、ロアビィが長期契約だからとフリーデン内にバーカウンターだの酒だのビリヤード台だのを持ち込む前後の話とか。
ウィッツの木彫りの熊もおもしろかったし、それをもう一回トニヤでネタとして使ったり。
サラの変化も前回の口紅変えたことだけで表現するのではなく、実際にクルーとのコミュニケーションを通して表現するところがよいのではないでしょうか。
ウィッツにあいつ変わったと言わしめるのですからね。
見ていたぼくもああ変わったなと思いました。
使用料をタダにしたテクスのビリヤードの腕前披露シーンもおもしろかったですね。
これ、このあと第二十話「…また逢えたわね」だったかな?そこらへんでネタになるんですけど、今回もこのあともテクスの人柄がよく出てると思います。
大人って感じがする、数少ないキャラだけど、子供っぽいところもあるというのが魅力。
けっこうおちゃめなんですよね。
ガロードがティファを迎えに行くシーンでもウィッツ・ロアビィはいいお兄ちゃんといった感じですし、ガロードがティファを連れてきたシーンも然り。
人間関係に重点をおいたシナリオ・演出は素晴らしいと感じます。
戦いはもちろんあるけど、戦い以外の生活だってちゃんとあるんだと感じさせてくれるのが好きです。
そうそう、初視聴時には感想で書かなかったのですが、ガロードがティファを迎えに来たシーン。
ここでティファがなんと!入浴中でした!!
あれ?なんでここを感想で書かなかったんでしょう?
現在は余裕があって細かなところまで見えているということか、それともただエロくなっただけ?
まあ、どちらでもいいのですが。いや、前者の方がいいな。
とにかく、このときのティファが可愛かった。
入浴中ですから、当然、髪を上げていました。
うわ、可愛い。
構図はティファを背中から描写してガロードの呼びかけに顔を向けるというもの。
いきなりではなく、ちょっと間をおいてから顔を赤らめるティファ。
この間がいいですね。
ゆったりとしたのんびりとした間がティファの魅力ですね。
湯船から出ている狭い面積の背中と首とうなじがたまりません。
サービスカットだったのかもしれませんがそこはガンダムX、いやらしくないし爽やかだしいいですね〜。
いちおう、ティファも女の子なんだなと思いました。
神秘的で巫女っぽい印象があって感情とかあまり見せないから、ついつい忘れがちですけどティファもニュータイプとはいえ普通の女の子なんですよね。
お風呂入っているときに男の子が部屋にきたら、そりゃ恥ずかしいってもんです。
恥じらいもそうですが、徐々に感情を表しはじめるティファは見ていて楽しいというか、なんでしょう、嬉しい?なんかわかんないですけどいいですね。

ここからはストーリーに関連したことなどを。
冒頭のフォートセバーン市でのノモアならびにカリスの演説。
カリス曰くニュータイプ能力を平和のために使う、そのことが先の大戦で死んでいった同胞のためでもある、と。
これ間違いじゃないですね。
戦争のためではなく平和のため、ただし、カリスの目指す平和は力によるもの。
結局戦いのために使われることには変わりないんですね。
ここ、ジャミルと違うところ。
ジャミルは一貫して何かの目的のためにニュータイプを利用することを嫌います。
それは彼自身の体験によるものですが、カリスの行動を支える体験がわかりません。
フォートセバーン編でもそうですが、最後まで彼の過去は描かれることはありません。
これはどういう意図だったのかいまでも考えています。
フォートセバーン編でカリスがかろうじて語ったことといえば、昔のぼくは平凡でつまらない人間でした、というものだけ。
それが何より大事な世界なのに…。
というのはカリスがちゃんと感じてくれます、これから先に。
漠然としたイメージ、確固とした過去によるモチベーションではない平和の渇望。
たぶん、フォートセバーン編こそがカリスの基礎になるということでしょうか。
ガロードとティファとの出会いこそがカリスの核となる。
それは同様に過去が描かれないティファやガロード、その他フリーデンクルーにもいえることかもしれません。
彼ら戦後生まれ、あるいは戦争終結間際に生まれた者達にとって過去とは戦争以外になく、だとするとガンダムXという物語はそれぞれの登場人物が進む未来の過去を創る物語だともいえるのではないでしょうか。
D.O.M.Eとの邂逅までの物語がそれから先の未来への礎となる。
最終話のそれぞれの旅立ちもそれまでの物語あってこそだと思うんです。
あれ?だんだん何書いてるかわからなくなってきた。
え〜、続きは明日、というよりいったん寝て、起きてから更新します。
DVDでもう1回見てからかな?
フォートセバーン編は名作だと思うので、感想書くのも一苦労です。
語りたいことが多すぎです。
それでは、ひとまずこのへんで。

まあ、あれです。
戦後15年の世界に生きる人たちの共通過去が戦争であると。
もちろんそれぞれ個別の過去はあるでしょうけど、各自過去を掘り下げるシナリオではないというのはそういうことなのでしょう。
ジャミルの過去は特別、なぜなら戦後世界の過去を造ったのがジャミルの引鉄だったから。
ジャミルと同世代、上の世代の過去の分量が多かったのはガンダムXの世界を造ったのがまさにそれだったからではないでしょうか。
そして、それに対する考え方の違いが各キャラの言動に表れていたように思います。
んー、このへんまだ考え足りないです。

他、寒冷地仕様のMS整備についての討論シーンはその理論の真偽はともかくああいう描写があるのが好き。
ガンダムXはメカニックの視点も忘れていないのがいいですね。
欲を言えば、チーフであるキッドの技術と知識がどのようにして培われたかを描いて欲しかった。
たぶん、どっかの工場などで叩き込まれたのだと思うのですけどね。
エピソードどして描くのは無理でも、師匠がこう言っていたとか、オレの修行時代はもっと厳しかったんだとか、そういうセリフでもあればよかったんでしょうね。
ここ、残念なとこ。
もう一工夫でもっと奥行きと拡がりがある作品になったんじゃないかなあ。

あと、最後にガロードについて。
ティファが艦橋みたいなところで1人佇んでニュータイプを感じているシーン。
あそこの演出がいいですね。
ニュータイプであるティファとティファが感じるニュータイプへの嫉妬や距離を感じる気持ちなど、伝わってきましたよ。
それがカリスと戦っているときのガロードのセリフやジャミルのセリフによって補強されていましたね。
やっぱりシナリオいいです。

今日はこのくらいで。
書き漏らしたことがあればまた追記します。
とにかくフォートセバーン編はニュータイプというテーマを掘り下げるエピソードで、まずは「力」について触れられています。
これも今後注目したい部分です。
それでは、また来週。


初視聴時の感想は⇒こちら
posted by あぷろん at 01:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 機動新世紀ガンダムX (再) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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