2004年12月22日

機動新世紀ガンダムX 第二十五話

「君達は希望の星だ」

第二十五話の初視聴感想です。
これまた大好き “エスタルド編”
嫌いなエピソードなんてひとつもないんですけどね。




エスタルド編。

すごいおもしろい。

ヨーロッパを中心に新連邦樹立宣言によって各小国家をのきなみ併合していく新連邦。
しかし各地で反旗を翻し新連邦との戦闘が相次ぐ。
とりわけ戦火が激しいのが南アジア地域。その小国家のひとつがエスタルド。
フリーデンは物資の補給と船の修理のために戦火の中を進んでいく。

ガロードが「過ちは繰り返すな」というカトックの言葉を振り返るのがよかったですね。
新連邦に向けてサテライトキャノンを発射できなかったこと、あれでよかったのか?ということ、繰り返しちゃいけない過ちとは一体何かということ。
それをガロードが考えている、これからも考え続けていくことが描かれてすごくよかった。
もうガロードはただのガキじゃなく、一人の人間として成長しているのが感じられた。

エスタルドの国家主席ウィリスとリー将軍、側近のルクスを乗せた飛行機がフリーデンを発見する。
リー将軍は対新連邦同士、話がしたいらしい。フリーデンに通信してエスタルドへ入国させます。ウィリスは決断力に欠けているようで側近のルクスに頼ってばかり。
リー将軍はルクスが気に入らない様子。
たぶんエスタルド編ではウィリスの成長も見られるんじゃないかと期待しています。
主席の周りにはいろいろ考えている連中がいますから。
新連邦対小国家という構図の中に、小国家内の政治という物語も描かれそう。
国家のトップの成長というテーマは 『DESTINY』 のカガリにも通じますね。
あっちは盛り上がり重視、『X』 は丁寧に過程を描くことを重視しているような感じがします。
ぼくが感じたのはリー将軍は頑固だけど、国のことを想っているということ。
決して新連邦に尻尾振ったり、悪巧みはしそうにない気がします。
側近のルクスはあやしいんですよね。この人物が鍵になりそうな気がします。
ウィリスが一番頼りにしているようですし、ウィリスをそそのかして大変なことをしでかしそうな気がしますね。
もう一人、穏健派というかウィリスに新連邦との停戦協定を結ぶよう提案したひとがいます。
この回だけで、ずいぶんややこしいことになっていることがわかります。
39話という放送期間短縮になっていなければもっと深く描けるんだろうなぁと思うと残念です。
それでもここまで密度の濃い作品にしているのはすごい。50話使っても薄い内容のものってありますからね。

補給、修理をしてもらったフリーデンは共同作戦の申し出をうけますがジャミルは回答を保留します。
そこでもウィリスは自分の意見をいえず、周りの人間があれこれ言い合う始末。
そんなウィリスを見つめるガロード。ガロードとウィリスのエピソードも楽しみだな。
二人が協力して成長する展開だといいなぁとおもいました。
ウィリスは戦うのは嫌いみたいだし、前線で戦かう兵士のことを気にかける優しさも持っている。過ちを繰り返さないために国のトップがどういった決断をするのかは重要で、それはガロードに与えられたテーマでもあるから。

フリーデンへ変えるときのロアビィの言葉が印象に残っています。
「ポリシーもって戦うのがきな臭いってこと」
国家という大きな枠の中で戦う危険性みたいなものかなと思いましたが。
バルチャーとして戦ってきたロアビィならではの言葉だと思いました。

ティファが新連邦の空襲を予知し、ガロードたちはフリーデンへ戻らずに町の人たちと一緒に避難することに。
空襲が終わり、瓦礫と化した町の様子を見てガロードは
「やろう、ジャミル。この行いを繰り返させちゃいけない」
と言いました。成長したなぁガロードは。
ティファのことしか頭になかったときとは全然違いますね。

エスタルドは周辺の同盟国家と共に新連邦の飛行基地をつぶす作戦を決行。
出撃前のガロードとティファの会話がすごくよかったので書きます。
「よっ」
「ガロード」
「そろそろ出撃だから、そのー、なんつーかー、顔を見に来た」
「うれしい」
「え?」
「なんだか、最近ガロードが遠くにいるような気がしてたから」
「そんなことない、オレはずっとティファの側にいる」
「うん」
「じゃいってくる」
「気をつけて」
いいなぁ。二人の関係もここまで進展したんだなぁ。素直に嬉しいです。
ティファとしてはガロードがどんどん成長してさびしいのかもしれません。
成長期の男の子はすごいのかな。終盤ではティファの成長も見られるはずなので楽しみです。

エスタルド編でまだ期待していることがあって、それはウィッツとロアビィの成長です。
第十五話「天国なんてあるのかな」で二人のことを掘り下げましたが、ガロードほどの変化はまだありません。
ウィッツは新型機との戦闘でエアマスターがボロボロになってしまいました。
ロアビィは特攻するMSを見て何か変化するような気がしました。
今まで女たらしでへらへらしていましたが、新連邦との戦いで化けるような気がします。
ウィッツは今回は変わりありませんでしたが、二十六話の予告を見るとウィッツも変わっていくような気がします。

作戦はフロスト兄弟の邪魔が入ったものの何とかガロードがサテライトキャノンで飛行基地を壊滅させました。
フロスト兄弟はなにやらまだ何か企んでいるようで、「いよいよだ」と言っていました。
エニルは結局船を出て行ってしまいました。仲間になると思っていたのに残念です。
エニルも今後どうするのか気になります。

今回は長くなりましたが、次からはいつもの分量に戻ると思います。
それにしても 『ガンダムX』 はおもしろいです。
1月中旬で終わってしまうのが残念。楽しみが減ってしまいます。
posted by あぷろん at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 機動新世紀ガンダムX (初) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。